第3回 アクセスディンギー
インターナショナル チャンピオンシップ2002IN 大阪
2002 10 11~14
大阪北港ヨットハーバー
NPO法人大阪北港ヨットクラブ 藤本増夫
10月12〜13日 大阪北港ヨットハーバーにおいて、アクセスディンギーの
世界選手権が開催されました、
当日は絶好の天候に恵まれ、海外からの選手を含め約100名の参加選手で、
日本初の大会が行われた。
アクセスディンギーは、1999年春に行われた第4回OSAKA
CUP
メルボルン・大阪ダブルハンドヨットレースがきっかけで日本に紹介され、
大阪を中心に障害者、健常者を問わず参加出来る。
楽しいヨットとして多くの参加者が楽しんでいる、ディンギーです。
マイアミ・キャンベラに続いて3回目の世界大会です、
海外からオーストラリア、アメリカ、韓国等約30名と
日本各地から参加者が集まりました。
日本にまだ20数艇しかないアクセスディンギーでは、競技が難しく、
今回P&Oの協力で、オ−ストラリアから9艇と日本から発注した新艇5艇を
コンテナで無償で運んでいただきました。
レースは、過去3回の全日本と全豪選手権の経験から、
障害者健常者の区別なく、経験豊富で早く走れる選手、
そう思っている選手順にD-1~4までの2,3のひとり乗りクラスと、
D-5は、二人乗りで、体重が95kg以上のクラスがA、
体重が95kg以下のクラスがBです。
D-6は、303のひとり乗りクラス、 Dー7は、303の二人乗りです。
D-0は、サーボモーターの力を借りて操舵やセ−ルトリムをする。
手の不自由な選手のクラスです。
コースは2,3は、ハーバー内のブイ周り
303は、スタートして、ハーバーの外のブイを廻るコースで争われた。
会場では、各スポンサーからの提供の食材の炊出しや、飲料等の売店、
レース案内、競技役員、場内整理、ヘルパー、レスキューが、
100名近くのボランティアによって、おこなわれた。
12日は、D-5ABとDー7の第一レースが始まる10時には2〜3Mの微風で
コース短縮が行われた
午後になると5〜8mの絶好のコンディションの西からの風になり
フルコースで行われた、
13日も午前中は風が少なかったが午後から西からの風になり、
最後のレースでは、12mオーバーの強風がつづいた。
その中二日間昼休みなしで各クラス5レースをこなした
コミッテイに感謝しております。
D-1は、今年の全豪で活躍した、名倉、野崎をはじめ
池田、中田、小池らディンギーの猛者が、参加
迫力のある、すばらしいレースでした。
D-2は、北海道からさんか予定の山内等さんの代役で急遽参加の、
向井チカ(OHYC
セ−ラビリティ−大阪ボランティア)が
車椅子の住谷克弘をかわして、優勝。
D-3は、秋田から参加の、視力障害者の原田利治が、
同じくブラインドの岡道信や、大上直美等の
全豪選手権参加者をはなして、圧勝
D-4は、肢体障害の影山愛美が、5レース全て1位の快挙
D-5Aは、視力障害者の林さんと名倉海子の高知チームが1位
D-5Bは、西浦、房本仲良し組
D-6は、Lindsay
Dalmonの優勝
D-7は、Paul
Borg 岡 道信のブラインド世界マッチレース2位コンビが勝ちました。
D-0は、これまで常勝のAme
Barnbrookを同じD-2で上位になった小田ひろしが、
始めてのチャンピオンになりました。
今回の世界選手権で3名の世界チャンピオンが生まれました。2,3の名倉海子
303のLindsay
Dalmonとサーボモータークラスの小田ひろしです。
11日 開会式レセプション 12日選手歓迎会 13日の表賞パーティー
楽しい企画も多く参加した、海外の選手達と多くの交わることが出来、
14日の体験乗艇会は、一般市民とレース参加者とが、
楽しくアクセスディンギーを走らせました。
15日以降離日の19日までオ−ストラリア選手団は
秋の奈良・京都を見学、秋の日本を楽しみました。