2002 7 21 アクセスディンギー全日本選手権、
セ−ラビリティ−大阪 藤本増夫
本大会は3回目にして、本来アクセスディンギーがめざす、
レースの姿になってきました、
参加者は、すべての人がハンディキャップの有無にかかわらず参加でき、
クラス別けは、主催者がこれまでのレース・練習会などの資料
エントリ−時の本人からの希望もいれ 判断し、
D-1
~D-4までのクラスに別けます、2人合計の体重が85kg以下の
2人乗りは1人乗りと判断する。
2人乗りのクラスは、スキッパーが、子供 お年寄り 障害者が勤める。
違う障害を持ったもの同士で助け合いながら帆走するチームもあります。
そのような広い範囲の参加者が、北港ヨットハーバーで楽しく真剣なレースを
繰り広げました。
参加選手総数 49名 障害者 子供 お年寄り それに大阪北港のヨットマン
そして日本のナショナルチームの名倉海子も参加しました。
特に最初にレースを行った、Dー1では、名倉と北港ジュニヤの佐野達也に
唯一の電動クラスの脳性麻痺の小田ひろしが加わりトップ争いをしました。
これは、アクセスディンギーのユニバーサルデザインヨットとしての力を
多くの人たちに実証出来たものだとおもっています。
重い脳性麻痺の小田君が 彼らに優るものは
毎回coming &
tryに参加している、練習量だけです。
このクラスに参加した、10名の中で障害者は、5名
そして健常者5名とのデッドヒ−トを楽しみました。
D-2では、障害者の大人の中で2組の子供達の2人乗りが大健闘しました。
D-3
D-4は、お子さんと一緒にのられた、お父さん達が一生懸命でお父さんの日頃の
ヨットにおける権威を保ったレースでした。
参加者も地元大阪が中心でしたが、三重・秋田・兵庫・高知・岡山からもあり
全日本らしい大会になりました。
10月に北港で開催される世界選手権には、オーストラリアからはやくも
21名のエントリーがあり、
今回の全日本は、見送り世界選手権に参加する選手が北海道・沖縄・九州など
日本各地からも、エントリーが届いています。
関係各位の協力で参加艇が増え80〜100人規模の大会になりそうです。
エントリー締めきり 9月末
問い合せ先 アクセスディンギ−レ−ス実行委員会事務局
FAX
06-6583-2889 e-mail sailability@ohyc.gr.jp
D-1第一レーストップ争いを演じる、名倉海子と小田ひろし