自然素材の塗装  オイルフィニシュ  ミルクペイント

  オイルフィニッシュとは木の表面に塗膜のほとんどない塗装で木材の

材質感をそのまま生かす塗装です。

油は木材組織の中によく浸透し、皮膜を作らないから、衝撃、摩擦を

受けても傷が付きにくく、またはがれ、われがない。傷を受けても修理が容易である。

工法が簡単で、塗料の消費量もすくない。

工房自家製塗料  mix oil

この塗料は linseed oil (あまに油) tung oil (シナ種きり油)を

中心とした 各種天然植物油と copal dammar などの天然樹脂をMIX

しクッキングした。自然素材塗料です。

溶剤は作業性や安全性を考え 第2石油類のペイントシンナーを使用、

安全に使用でき  塗装完成後の臭いが他のどのオイルフィニッシュ用

塗料より少ないのが特長です 

mix oil

0.5 L   1500円   製造販売元 有限会社藤本木工所

1.0 L     2500円    552 0001 大阪市港区波除2-6-5 

4.0 L     8500円    TEL 06-6582-1074

16.0 L    25000円    FAX 06-6583-2889 

乾燥材(ドライヤー)

 乾燥材は、亜麻仁油などの植物油を乾き易くするための促進材

コバルト塩 鉛塩 マンガン塩 いずれも毒物

亜麻仁油に対しての添加料は、0.15%から0.08%である。

 

オイルフィニッシュ用の色々な塗料が各雑誌などでもてはやされているが

オイルワックスなどすべての亜麻仁油などの乾性油には、ドライヤーが、含まれている。私の工房でクッキングしている、mixoilも鉛塩などを 0.1%以下であるが含有さしている。だから危険物表示もおこなっている。  最近のドイツのエコ塗料を 扱っている日本のディーラーは、

エコ塗料を健康塗料と偽り 成分表に オクタン酸塩類 などと表示し

危険物表示もしていない。 しかしオクタン酸塩類がなぜ危険物かは、

化学の専門知識が必要 (オクタン酸塩類 C8H17OO?)

?のところが問題 まず 鉛 マンガン コバルト カドニュウム

アルミニュウム 錫 だとおもう。

ただし、 乾燥材(ドライヤー)が危険物だが、その塗料が駄目なものでなく

塗料の取扱の注意で塗料を飲んだりしてはいけないだけで、塗装が仕上ったものは危険なものでなく、各メーカーの宣伝に近い 品物になります。

元来オイルフィニッシュ用の色々な塗料は、家具工房などの、自家製のものが、本物です。

 塗料も建築、家具も健康食品などの様な偽りの誇大広告をしないように。

 

    

               樹望塾  藤本増夫

            

JTペリー デザイン

   たんす

主材 アメリカンチェリー

   オイルフィニッシュ

口板 ミルクペイント

 

ミルクペイント  the old fashion milk paint

ミルクペイントは無毒で環境に安全。自然素材からミルクプロテイン

石灰 天然の鉱物顔料 粘土で出来ています。どんな石油化学物質も有機溶剤も

鉛類も有毒な添加物も含まれていない。色数16色ナチュラルなアースカラー

子供がなめても大丈夫な安全塗料です。

ミルクペイントは環境に安全で、乾燥してからもどんな毒性もありません。

塗る際にすこしミルクの臭いがありますが、乾くとどんな臭いもありません。

子供の家具や玩具に最適です。またアレルギーや過敏症などの、人達の

住まいの内装に最適の素材です。

 

 

純正・自家製

 

伝承的様式ミルクペイントにっいて

 

・ミルクペイントの由来とその流れ

 

初期のアメリカンの開拓者たちやシェーカー教徒たちが、自らの家具類や部屋の天井や壁を、古代エジプトに遡る処方を使ったミルクペイントで塗装していました。ミルクペイントは1800年代半ば買までは、製品として市販されてるという状態のものではなく、必要としたひとびとが白分たち自身でそれぞれにふさわしいものを手作りで自家製造して使用していました。ごく一般的な作り方としては、主にミルクペイントの由来となるミルクプロテイン、生石灰と天然の鉱物顔料で作られています。ミルクペイントの無類の耐久性によって、その多くの実績が塗られてから百年以上をも経てもいまだになお存在し続けているのです。1974年にわたしどもは、手作り家具の修復のための正式なかつ伝統的な仕上げに応えるためにミルクペイントの伝承的な処方を再現しました。それからわたしどもは閉拓者たちやシェーカー教徒たちのアーリアメリカン時代のオリジナルな家具の修復や再生、再現あるいは真性旦つ美しいその内装のデザイン外観のために奮閾している専門家のひとたちに、このミルクペイントを販売してきました。しかしながらいまでは、一般のひとたちをはじめ多くのかたがたに汎く利用して戴いているようになっています。それはこのミルクペイントが、環境に無害で無毒の成分によって作られたものであるということが知れ渡ってきたことによります。

 

・ミルクペイントの伝承的な概要

 

ミルクペイントの深みのある豊かな白然な色合いについては、伝統的な旧い家具や建築物を基にした色彩を正統に反映したものになっています。ミルクペイントは僅かなまた少ない単位、量で作っていますが、それは天然の鉱物顔料を使っているためなのです。現代の有機化学の塗料では、アーリーアメリカン時代の古風なカントリヒ風の仕上げを施すためには色彩や意匠性ではミルクペイントに並ぶことはできません。そして百年以上も前から使われてもミルクペイントのように色裡せないということは、有機化学の塗料ではかなわないことなのです。ミルクペイントにはいろいろな意匠性のある仕上げカミ可能です。ミルクペイントー回の塗りで古ぼけた少しざらついた艶のない肌の塗面になりますが、このことがあなたの想像性あるいは創造性を生かす仕上りとなるのです。たとえばただ磨いてみるだけで、艶のない塗面がセミグロスやエッグシェルの表情を見せたりします。こういうことはペインティングの愉しみを覚えさせてくれます。またクラッキングという手法を使うと、カントリー風を強調した古めかしいテイストのある表現も可能になります。

 

 

 

 

・ミルクペイントの簡単な使い方

 

■ミルクペイントと、同量以上の水をミルクペイントに加えてください。

 水の量によって仕上がり感が違う。

 

■ミルクペイントの粉末は、チョコレートミルクをつくるのと同じぐらい簡単に水で混ぜてくだされば結構です。ステンシルの場合は粉末を水よりもやや多くし、着色の拭き取りなどの場合は水を多くするというような調製となります。

 

■塗るに際して、刷毛、スポンジバケ、ローラー、スプレーなどで塗ることができます。乾燥もはやく約1時間後ぐらいには2回目の塗装が可能です。十分乾燥させたら800番以上のペーパーで磨くと滑らかな仕上がりになる。塗布の回数、色のかさねかたによっていろいろな仕上がりの塗装になる。

 

■木の表面が清浄な状態のときにはプライマー(下地処理材)は必要ではありません。1回目の塗りが下塗の役目をします。そして2回目の塗りは上塗、オーバーコートとして塗つてください。

 

■すでに塗装されている面や新しい壁ポード面やプラスター面の塗装については、一層目としてミルクペイントのプライマ-で下地処理して、二層目からミルクペイントを塗ってください。

 

■未閉封で乾燥したところで保存しておけば、数年は保存可能です。閉封したものについては、密封缶などの客器に入れて保存して戴ければいいでしょう。

 

 

       自然素材塗料について

                        樹望塾

これまで樹望塾で話題になった 自然素材塗料の施工管理を行える

会社を紹介します。

 各社 樹望塾の J・トーマス・ペリー氏による技術講習会を開き

塗装技術者の養成とミルクペイント、オイルフィニッシュ、の普及に 勤めます。

 

 

 株式会社中島塗料商会  ウ550-0025 大阪市西区九条南3-30-6

             06-581-4161  06-6581-4560

 

 

              

           

 

 有限会社藤本木工所    ウ552-0001 大阪市港区波除2-6-5

                06-6582-1074  06-6582-1074

 

 

 

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